こんにちは。
最近はすっかりWebAPIでできる事に夢を見ている日が続いております。ヤフオクサーチ!を公開してからというもの、やはりネット上の情報を使ったマッシュアップが情報収集に使えるという事で、調べております。その中で使えそうなWebAPIを何点かあげてみようと思います。
1. ヤフーテキスト解析 Web API
まずはヤフーのテキスト解析WebAPI。スピーチの公開時にも書きましたが、マイクロソフトのスピーチプラットフォーム(Speech Platform)の漢字読みはひどいものなので、一度ネットを介して読み変換をするのも一つの手かと思います。(が、他のウェブサイトで、全テキストをひらがなで入力してもアクセントがしっくりこないという記事も報告されております)のでこれもテストをしてみたいです。あと、ヤフーでは検索はもちろんのこと、以下のAPIが用意されています。なかでも画像、動画検索、それと地図も日本国内なら緯度経度から地名や最寄り駅などの距離なども調べられるのでA.I.を使った返答に位置情報として使えそうですね。
・ウェブ検索API
・画像検索API
・動画検索API
・関連検索ワードAPI
・アップグレード版ウェブ検索API
・アップグレード版画像検索API
2. 駅データ
駅データWebAPIは登録いらずの駅情報提供サイトで以下のAPIが用意されています。これも位置情報に使えそうです。
都道府県API
路線API
駅詳細API
駅グループAPI
隣接駅API
3. Amazon Product Advertising API
世界中のアマゾンで出品されている商品の検索を行う事ができます。例えばUSで売られているものと日本で売られているものの価格の比較ができるといいです。
4. YouTube動画検索WebAPI
DataAPI, PlayerAPI, YouTube Direct(APIから直接YouTubeにアップロード)が公開されていて、DataAPIでプレイリストかジャンル指定等で動画を再生させることができそう。常(一時間に一回程度)にデータを監視して新着、人気の動画、調べものに対する動画なども検索できる。
5. Facebook, Twitterなどのソーシャル系
ここでは参考程度に書いておきますが、仲間とのコミュニケーションにも使えると思います。(A.I.には使えそうにないので今は興味なし)
6. Google API
マップや、データ解析、XMLリーダー、情報量では一番かもしれません。(データが多すぎて何を使っていいのやらわかんない)情報が整理できないほどの情報量なのでそのうち必要に応じて調べていこうと思います。
7. リクルート系のWebAPI
リクルート系のウェブ情報サービスではショップやレストランなどのアフェリエイト系の情報もWebAPIから使えるようになっています。商品の検索、注文等の状況でちょっとは副収入になる可能性も十分あり得ますね。A.I.との兼ね合いだと、自動で画像表示、商品の値段、ショッピングナビゲーター等に使えるかと思います。
こちらのページではAPIの仕様まで公開されていて、参考になります。サンプル等はこちらのページを参考にしてみるとよいと思います。
あとがき
最近は、WebAPIについて調べていますが、このサイトで目指しているA.I.的なソフトが音声を使って人間の言葉を話すようになって、情報を提供をしてくれるなら、マッシュアップはデータのソースとして現実的な気がします。
2013年現在、画面をタッチするスタイルが徐々に浸透しつつあり、今のパソコンの作業(マウスとかキーボードとかの操作)にかわるものがそろそろ出てきてもよいと思う今日この頃であります。最近発売されたOSでは画面に直接触れるという事がクールとされ、ウィンドウだの、デスクトップだのフルスクリーンの切り替えだのと、それはどうしてもコンピュータの操作として便利で正しい方法とは思えないのです。そんなものはどうでもいいようにも思えます。コンピュータはコンピュータであってMでもAでもボタンやデザインが違うとかどうにかしてほしいです。だいたいソフトを終了するとか、起動するとかが間違っているのかも。(タブレットで画面に触るのは紙に近いもの置き換えとして正しいような気もしますが、あんな重いものを紙の代用だなんて。。。)
そして、マウスとキーボードの入力が当たり前になっている昨今ですが、キーボードをたたく文章の作成スタイルはなくなる事はないでしょう。それは紙に書いてコピーするよりもきれいで早いというワープロの置き換わりの原理です。画面に手を伸ばし、指で複雑な絵(漢字の画数)画面に直接書き込んで、入力文字を選ぶ。。。手書きに戻るという事は進化ではなく、人類の進化を一歩戻ってしまうという事です。(キーボードのキーは多いですが、ボタン(キー)一つで一文字を入力できるという発明は正しい進化です)
ソフトウェアキーボードはタブレットでは定着しつつあります。ここは文字入力でもう一歩進みたいところです。問題はきっとキーボードのキーの数が多すぎるという点でしょう。文字入力をもっと単純にする必要があるような気がします。最近ではOSが幅を利かせて、標準IMEしか使わせない、技術的に新技術の開発の自由を奪っているという状況に陥っていますが、ソフトウェアキーボード的な常駐アプリはちょっと時間があるときに考えなおしてみたいところではあります。IMEはもともと英語にはなかった機能だし、昔は(DOSの時代)は日本のメーカもIMEを作っていたのに。。。
話がそれました。このウェブの開発目標のA.I.の話に戻します。
今は音声合成の技術も完成されているように思えます。(とは言っても静的に計算でウェーブデータを圧縮データに変換/逆変換するだけですけど)、ウェーブの録音から解析、ダイナミックなトーンや強さの変更、特定した人の音声生成など近い将来、その日がきたらやって行きたいです。その頃はA.I.が自動で解析処理とかプログラミング抜きでやってくれるようになっているといいな。(アイアンマンとか、サイバーフォーミュラとかみたいに)
こんな事ならもっと、数学やっておけばよかったなぁ。
最近、数学をやり直そうと思って読んだ本。フーリエ変換を使っていい声のバンドのボーカルを探すというお話。数学は本格的に微分積分からの概念的なところから入っているので中高校生の学生さんも読んでみるとよいかもしれません。
ではまた。
次回は新作ソフトの公開時に。