SPEECHAPP 漢字読み補正機能をつけてみた

さて、更新がちょっと空いてしまいました。というのも前回の拡張メモに書いていた、漢字読み自動補正の改良をしていました。とにかく、初回公開バージョンはマイクロソフトのスピーチプラットフォームAPIに直接文章を渡していました。あれからしばらくテストをしていましたが、漢字の読みは見事に読み間違えが多いですね。
今回は、SPEECHAPP.exeのフォルダに漢字読みデータファイルを追加し、そのファイル上で定義されている漢字を平仮名に直して、APIを読むようにしています。未だ原因不明なエラーがSAPIをコールした時点でデバッグログに表示されますが、どちらもSAPIの内部処理で出ているものなのでどうしようもないということでとりあえず、続行ということにしました。
とりあえず今出ているエラーはこれ。(どなたかこのエラーを見たことがある方、ご一報よろしくお願いします)
SpeechApp.exe の 0x7685b9bc で初回の例外が発生しました: 0xE0000002: 0xe0000002
SpeechApp.exe の 0x7685b9bc で初回の例外が発生しました: 0x000006BA: The RPC server is unavailable
2012.08.27 バージョンのダウンロードはこちら
なお、このソフトにはマイクロソフトのSpeech Platformの追加パッケージが必要になりますので、インストールされていない方はこちらからダウンロードしてください。
スペックとしては、
1.アプリの起動時に同じフォルダ内にあるDataFile.iniをオープンし単語リストに登録する。
2.読み上げをSAPIで実行する前に、すべての文字キャラクターを一文字づつ比較し、同じ漢字または語句があったら、その単語を差し替える。
3.SAPIのXML表記を使用し、ボイスのピッチを-10に決めうち設定。(デフォルトのピッチ”0″だと、声に自身がなく聞こえるので)
今回のアップデートはこんなところです。
読みの拡張はテキストファイルなので、テキストファイルに単語を追加するだけで単語を登録できます。(今回はニュースの読み上げ等で発見した誤読を追加しています。今後は単語登録を続けて登録単語を増やしていくこととテストを続けていきます。

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