数年前に本の電子化に使っていた、ScanSnap S300をデスクトップ機に常時接続して帰宅後すぐに紙の処理をできるようにした。(したかったけれど、スキャナを開いてボタンを押すだけにはできなかった)
今年に入ってから、IX100を買ってiPhone, iPad経由でスキャンしてはOneDriveに自動アップロードするようにしていたのですが、IX100では片面しかスキャンできない、何枚かの用紙をまとめてスキャンができない、一緒に買ったハードケースから出し入れが面倒。という点で外出や出張に使える以外は使用頻度が減っていた。
ので前に使っていた、S300を常時電源オンのデスクトップにセットアップして紙の処理をできるようにしようと考えた。ドライバと付属ソフトは、IX100用の最新のバージョンで対応できたのは非常に評価したいところです。
最近はネットワークアップデートが頻繁になり、アップデートの頻度は高いものの、古いハードの対応がされていなかったりすることがよくあるように思います。アンドロイド機のOSのアップグレードがされないものもよくありますが、そこはOEMの質を感じますね^_^。発売したのはいいけれど、OSがアップデートされた時に、OEM内部での組織が解散してしまっていたり、OSのビルドが外注だったりと出荷できればいいというOEMは問題だとおもいます。
今回、問題になったのはScanSnapのアプリはシステムトレイに登録される常駐型のソフトになっていて、もしウィンドウズが自動ログオフ、または画面がロックされて、常駐ソフトが走らない状況になってしまい、スキャンする時に毎回ウィンドウズにログインしないといけないという事。(ウィンドウズアップデートで夜中に勝手にリブートされる件は論外)
システムトレイという設計をしてしまった以上、こういう仕様になるのはウィンドウズの仕様なのですが、アプリをサーバー用途でも考えてほしかった。(LinuxではDeamonにすればいいだけの話)
なので、結局マシンは常時オンのままにしていても、一度はログイン画面をアンロック、システムトレイに常駐アプリが登録されていることを確認して、さらにScanSnapの蓋を開けて接続が完了される事を確認する作業が必要になります。
設定から、その辺の設定を見てみますが、”しばらく操作しなかった場合に、もう一度Windowsへのサインインを求めるまでの時間をえらんでください”という項目がありました。
そしてその設定項目。選択肢からは意味がわかりませんが、”表示しない”に設定しておけばスクリーンロックはされないように見えますが、ちょっと不明。
ロックされると困る環境ではない(どちらかというとロックされては困る)のでこの設定でしばらく様子をみてみようと思う。
まとめ:結局のところ、スキャナ単体でクラウド上へのアップロードができるのがベストであると思われますが、最新機種のIX500もWifiが付いているとはいえ、ウィンドウズか、スマホを介してクラウドへアップロードするのが基本のようです。
ここは、スキャナ内部にOneDriveや、Google Docのアカウント情報をセーブしてスキャナと同時にアップロードまでやってほしいところであります。Twitterやメールでファイルを送ってくれてもいいけど(コピー機がメール送信してくれるのは見たことがある・・・がサイズに制限があった)
ScanSnapの各種ラインナップ、価格リストはこちらへ。
追伸。スマホのカメラで撮れば勝手にアップロードするアプリあるやん。(IoTってそういうデバイスじゃないの?クラウドはデータの置き場であって、クラウドが頭脳になるIoTは使いものにならん!AIがんばりましょ^_^;)