シンガポールに長期滞在をする事になったので、プリペイドSIMを買ってみました。お値段は4G回線で2GBデータ付きでS$15ドル。日本円にして約1500円くらい。
最初は、スマホアプリからアクティベーションが必要で一度アクティベーションすると、アプリから課金できるようになる。
これはアプリの画面。電話番号を入力してOTP(One Time Password)を受け取ってログインします。そしてアプリにはS$15がチャージされています。
データのチャージは10MBからできて、1GBがS$7で 2GB S$10となっています。ここはS$10がお得で良いでしょう。クレジットカードに直接チャージできるので楽です。
しかしこのSIMカード、回線がLTE 4Gでしか使えないのです。本当は古いソニーのエクスペディアを使おうと思っていたけれど、SMSのメッセージは受け取れるものの、なぜかデータ回線が繋がらずしばらく原因を考えていたらエクスペディアは3G回線しか使えないと言うことがわかった。急遽デュアルSIMのWindows Phoneで使う事にした。もともとスマホアプリ開発のテスト用に準備していたものでWindows Phoneの性能はまあまあ。けれど必須なソフトもリリースされないのが現状。今回のアクティベーションソフトも使えない状況。しょうがないので、データをデザリングしてiPhoneをメイン機にする事にした。
これは自宅のWifi環境を揃えるために買った機材。日本の自宅で使っているものと同じNetgearのもの。自宅はゲーミング用R7000だけど、今回はゲームはしないので、普通のもの。AdminのUIは同じでわかりやすい。(個人的に日本製のAPは使えないものが多くて困る)
あとは、外出時のUSB電源プラグと、電源の拡張コード。
ところで、シンガポールのネット回線事情ですが、自宅まで光回線が来ているものの、ログインIDが必要なく電話会社からDHCPでIPが自動的に割り当てされるようになっている。と言うことは、自宅の回線もFirewallの中にいるということだ。国全体が巨大LANのようになっていると言うことだ。これだと自宅のIPからウェブを発信したりすることもできないし。自宅クラウドもできない、個人でサーバーも建てられない。(15年前に住んでいた時のADSL回線と状況は同じ。昔はアクセスできないサイトも多かった。特に日本語のサイトや特定のサイトでスローダウンするとか、ある日突然アクセスできなくなるとか)
これがシンガポールの現状かと思った。ウェブを作ったり、情報発信をするには国外のサービスを使うしかないと言うことか。日本の企業や、個人事業は日本のウェブサービスや、ブログを使ったりしているみたいだけど、ローカルはホストしないということだろう。