今月はシェアオフィスは使わないことにした。1ヶ月S$250で10日の使用が可能だけれど、コーヒー一杯S$10、実働20日でS$200ですむ。しかもシンガポールではカフェで仕事をしている人が多い。シェアオフィスを使わなくても十分仕事ができる(はず)。ネット環境は完璧ではないけれど、写真のアップロードやネットを使う作業は自宅で子供が寝てからすることにする。とりあえず今の所、1時間に一回回線が切れる制限はあるけれど、スタバのWifiが一番安定している。VPNもリコネクトされる。
そして、WF-SP700Nの使用レビュー
今日は、外に出てiPhoneでボイスメモのマイクとして使ってみた。現状Androidと、iPhoneの2台を持ち歩いているので、昨日Androidに接続したまま、WF-SP700Nをケースから取り出す。
左側を取り出すと自動で電源が入る。右側を取り出して右耳にはめて見るも、右側の電源が入らず。ボタンを長押しして電源が入る。電源は左右別々で独立している。右側を先に取り出して両方をはめるとタイミングが合うのか「バッテリーレベルハイ」という英語の音声が両耳から聞こえる。使い方が悪いのか、シンクするタイミングが合わないのか慣れが必要。
デフォルトではAndroidのBluetoothに接続されるので、AndroidのBluetoothをオフにする。すると音声で「Bluetooth Disconnected」と再生される。そしてiPhoneのBluetoothをオンにして、WF-SP700Nを選択すると「Bluetooth Connected」と音声がでる。
そして、iPhoneに標準でインストールされているボイスメモを起動する。ボイスメモの設定アイコンはBluetoothスピーカが表示されている。
けれど、録音ボタンを押すと、アイコンがスピーカーに切り替わる。バグっぽい。設定を開くとスピーカー、iPhone、そして、WF-SP700Nと表示されるけれどなんでiPhoneとスピーカーが別なのか意味不明。この時点で設定をもう一度Bluetoothスピーカーを選択。
録音ボタンを押すとマイクからの音声がフィードバックされる。音量がそのまま画面にウェーブフォームでフィードバックされる。再生してみると左側のモノラル録音になっている。これはスペック通りだけれど両耳で聞いていて違和感がある。ビデオ録画とかでのステレオ録音には使えなさそう。ナレーション程度ならいいかもしれないけれど雑音はかなり拾っている感じがする。電話に使うときは、左耳のみでも使えて良い。
音楽の再生時に遅延が発生する
声を録音しているのに、うまく録音されないので何度かくり返したけれどどうやら音声の再生でもかなりの遅延が起きるようだ。本体から音楽を再生して時間的な遅れを取り戻そうとしているのか溜まった音が一気に再生されたりする。これはiPhoneでも、Macでも同じ。
ジョギングや、何かのスポーツで音楽の垂れ流しなら問題ないが、通話には致命的なところ。スポーツモデルでハイエンドモデルではないのでこれで十分というスペック。WF-1000Xを試してみたい。ちなみに、Logicool H800では再生も、録音も遅延はなかった。H800のマイクにはノイズリダクションがあるので雑音もかなり消えた状態で声も録音できていた。
そしてWF-SP700Nは耳のパッドが少し硬い感じがしたので従来のソニーのMDR-NC22から黒のイヤーパッドをつけてみた。
こっちの方が耳につけた感じは自然な感じ。歩いた時の振動は耳に伝わってくるもののこっちの方がしっくりくる。
今日はごく普通のカフェなので音楽も流れているし、シェアオフィスほどの静けさはなく、他の客の会話も聞こえてくる。
そして、ノイズリダクションをMDR-NC22を比べて見たのだけれど、エアコンのサーっという音は消えるものの、WF-SP700Nの方がEQのせいか高音の音がさらに消えている感じがする。
アプリから、車の会社の設定を切り替えられるのだけれど、その辺の設定の差もあるのだろう。MDR-NC22はバッテリーが乾電池なので電池の状態もコンディションに含まれるが、WF-700Nは基本充電箱に収納するので合計3回の充電をフルに使っても乾電池よりは安定している。