時報アプリをベースに人工知能エンジンの基本を考える

さて、前回からちょっと時間が空いてしまいました。人工知能を作りたいと呆然と考えていましたが、とりあえず何からはじめていいのかわからないので、一秒間隔で状況を確認し音声合成で声で知らせるという目的のもと、時報からはじめることにします。
今回試すのは、一秒毎に、分、秒をチェックしともに0分0秒のときに時間を音声合成で知らせてくれるという超簡単なプログラムです。プログラムとしてはどこにでもある超単純なプログラムですが、現代のコンピュータは自発的には何かアクションを起こしたりすることはありません。自動起動や、時間起動をプログラムされた場合以外は、すべての処理は待ち状態から始まり、ユーザが手を触れて入力するまでは何をするか指令を待っている状態でとまってしまっています。
ここで命を吹き込むべく、毎秒何をするかという処理から始めたいと思います。
まず、プログラムの仕様は、
1.Win32 C++ で作ることにする。
2.プログラムは常駐することを前提とするが、今回はテストを兼ねて画面上に時間を表示することにする。
3.毎秒、分、秒をチェックし、ともに、0分0秒だったら、SpeechAppに時報読み上げテキストをコマンドオプションとし起動し時間を報告する。
ここまでは基本動作の定義ですが、思いついた範囲の拡張としては、以下のことが出来そうです。(が、タイミングや最適化されば動作をするにはちょっとテストが必要)
1.RSSフィードを購読し、新しい記事があったら報告する。
>どのタイミングでアップデートを確認しに行くのか?
>前回アップデートされたトピックの判定(最新記事のみの抽出)
2.新着メールの確認
3.ユーザがコンピュータの前にいない場合、報告するかいなかを判定をする。
4.システムのエラーの検地
5.新しいデバイスの状況
6.メモリの残量のチェック
毎秒チェックするようにするだけでちょっとは、生きた感じのするソフトになりました。
これはSpeechAppとの連携で時報を音声合成で読み上げているところ。
TimeNotifyz.jpg
今回は最終的に5分おきに時間を知らせるようにしました。(一時間おきではテストに時間がかかるので・・・)
では。
そういえばWindows 8が発売になりましたね。

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