先日、SPEECHAPPとしてこのブログで公開していたものを”スピーチ”としてベクターに公開しました。主な機能は、下記の通りです。
1.テキスト入力エディタからテキストを入力することにより読み上げ文章を作成します。
2.クリップボードモニタにより、Ctl+c等でコピーされたテキスト文章を自動的に取り込みます。
3.コマンドオプションとして渡された文章を入力データとして自動的に読み上げる。
4.コマンドが実行され、既にアプリが起動されている場合は渡された文章を起動されているプロセスに送り、2重起動を回避し読み上げる。
5.連続的に文章入力コマンドが実行された際には、バッファにキューを作成しすべての文章を順次読み上げる。
6.サポート言語は日本語のみとする。(現時点では、日本語サイトにしか公開しないので日本語のみ)
7.実行ファイル(SpeechApp.exe)と同じフォルダにひらがな変換データファイル(DataFile.ini)を置くことにより、Windows 標準のSAPI, スピーチプラットフォーム標準の誤読を修正する。
<主な使用方法>
メインウィンドウのテキスト入力用エディタにテキストを入力しReadボタンをクリックことにより、読み上げを実行できます。さらに、Settingメニューからの設定で、Ctl+cでコピーされたクリップボードのテキストを自動的に取り込みます。ウェブブラウザや、PDFドキュメントファイル等から、読み上げるテキストをコピーしてご使用ください。
コマンドオプションとキューをサポートすることにより、チャットソフトやその他のアプリの外部コマンドとして実行することができます。Visual Studioのコンパイル完了や、Lime Chatのマクロから読み上げを実行することもできます。
Windows標準の漢字の誤読を修正するために、データファイルをテキストデータとし、規定の漢字やフレーズを内部的に変換して読み上げるようになっています。(初回公開バージョンとして、今回はひらがなの変換効率のテストを兼ねています)
外部のアプリから実行して読み上げる用途に特価しておりますので、今後もバグや修正の細かなアップデートは続けていきますのが、辞書のアップデート以外の機能追加は今のところしない予定です。便利な機能の追加は常に考えていきますので、ご要望等はメールか、このブログのコメントからご連絡ください。