ここのところ、OCRソフトのレビューを書いていますが、ソースネクストにもOCRソフトがありました。その名も”いきなりPDF for 自炊”。値段からいうとダウンロード版で6700円。安い。
どうやら、OCRソフトにはまとめてフォルダごと自動変換する機能はどのソフトにも入っているようです。基本的なスペックは、各種タブレット端末の解像度に対応するサイズで保存が可能、Zip形式で固められているPDFファイルの変換、スキャンした画像の文字をくっきりさせる画像補正となっています。
さらに変換中なのを忘れてマシンをシャットダウンした場合、次のマシン起動時に変換を再開してくれるという機能もあります。(なぜこの機能が必要なのかはあまりよくわかりませんが、夜寝る前に大量のOCR変換を開始し、夜中にブルースクリーンが発生する事を想定している(まさか?)のか、逆にシステムトレイに常駐しているから次回起動時に自動変換スタートをとめるすべがないのをセールスポイントとしてしまったのか。
ソースネクストでいいところは、年額2980円で超割ダウンロードに加入していればすべてのダウンロード版ソフトが半額になるところ。2980円だったら、2,3本ソフトを買ったら元は取れてしまいます。
そして、いきなりPDFは60MBとサイズが小さく扱いやすそうです。、カタログを見ているとOCRはパナソニック製となっています。”いきなりPDFfor スキャナ”と、”いきなりPDF for 自炊”にPDFファイルのサンプルがダウンロードができます。”いきなりPDFforスキャナ”のサンプルファイルでは前回読取革命で発生した行の末尾が最後まで選択できない現象が見られました。(縦書きの”いきなりPDFfor自炊”のサンプルファイルはOK)サンプルファイルでテキストを選択して、Ctl+Cでコピーした限りではすべてのテキストがコピーできていましたが、複雑な段差のある文章などで実際に検証しないとわかりません。

(ちょっと画像がなくて寂しいので挿絵として、自炊風景から)
読取革命が1万円。”いきなりPDFforスキャナ”は、ダウンロード版が1780円。(さらに超割で半額)
安さ+国産品で選ぶなら、いきなりPDF。他国語対応、完璧なクオリティならアドビアクロバットというところでしょうか。
ちなみに、ベクターにも”本格読取”、”読んde!!ココ”などが公開されています。
(”本格読取”はソースネクスト社製でこれもパナソニック製OCRのようです)
なかでも、e.Typistは58カ国対応のフルバージョン 12096円と、英語と日本語の2カ国対応で8820円。(このくらいなら58ヶ国語を買ったほうが割安だと思います)体験版ないのかなぁ・・・e.Typistは他のリサーチしてから、後日詳細を書くことにします。
では!